新人営業の教育5
情け無い自分に腹が立ちながらも、週末を迎えることになる。
たまたま、飛び込みが得意だけど契約が取れていない同期が週末に飛び込むから、一緒に感覚を見てみたらと誘ってくれた。
会社には何も言わずに、(一件も取れてないから言えない)休日の土曜日、朝から同期のエリアを一緒に飛び込み開始。
駅前のスーパー、喫茶店、そば屋、文具店、金物屋、不動産屋…。さすが、通信関連会社での新規開拓経験者。物おじせずに次から次へと飛び込む。俺はただ、ただ、あとをついて行くだけ…。
断られるのは当たり前!
いちいち気にしてたら、心(気持ち)が持たない。その日の経験、わずか30〜40件の飛び込みであったが、やっと度胸がついた。
同期には感謝合掌!(笑)
新人営業の教育4
飛び込み営業二日目。ヤバイ、ヤバイ、本当にヤバイ。今日こそ、飛び込もう!相変わらず、怖い、怖い、飛び込みが出来ない。尻込みの一日で終わってしまった。こんなことしてたら、何も、何も、俺ってこんなにもダメ人間?マックで、一日中考え、悩む。
夕方の成果発表。更に契約をあげる他の新人。四分の一はいる。焦る俺。でも、未だに飛び込めない…。
三日目。支店から先輩社員がスケットで俺に朝から同行してくれることに。先輩社員がいてくれたお陰で仕方なく、飛び込む。震えてしまい、セールストークが何もできず撃沈の午前。こんなんじゃダメだからと公園で飛び込みトークの練習&ロープレ。公園で子供達を脇目にダメダメ営業マン(俺)が先輩をお客様に見立てて、名刺を渡すところからの練習。チョー恥ずかしいが、そもそも飛び込みができなければこの仕事を辞めなければならない。こんな三日目が終了。
新人営業の教育3
本日は私の体験談から。
私は法人営業。飛び込み営業初日(第一日目)。初めての飛び込み。ひとり、エリアの地図を渡されてJR荻窪駅へ。
自分にはできるかわからないけど、やるぞーッと意気込みはあるけど、駅前に立つと、どうしよう、どうしよう、どうしよう…。
そうだ、まだ朝9時だし、商店街も閉まってるから、お茶して、ひとり作戦会議してから、飛び込もう!とマックへ。
何の作戦会議か?ただのサボり…。
時計を見るともう10時だ、午前中が終わってしまう、ヤバイ。夕方会社へ戻ったら、成果発表をしなければならない。よーしと再度意気込んで、マックを後に。商店街も開いてる。
やっぱり10時から、だよなぁ!と自分で自分を褒める。サァやるぞー!
商店街の中を歩く。洋品店だ、よし飛び込もう、行こう、入ろう、モジモジ、いざとなると、尻込みが…。ひどい…。飛び込むのが怖い…。足が前に出ない…。ここは何となく無理そうだからと勝手に判断、言い訳して、隣のお店へ
隣のお店を覗いたら中にはお客さんがいる。邪魔してはいけない。無理だ。とまた、言い訳。
よしと再起して隣、地元不動産のおじいちゃんが暇そうにこっちを眺めてる…。ヤバイ目があった。飛び込めない…。
その日は一日中商店街を行ったり来たりで、飛び込みができすに終了。
俺はいったい何者か?商店街をうろついて入る、完全に不審な行動をしてる、私の一日が終了!
夕方の成果発表。何も無い俺。初日から契約してる新入社員が五分の一はいる。脱力感。
新人営業の教育2
営業とは?の講座や色々な本。
皆さん勘違いしてるのは単純に営業と言ってもたくさんの種類や方法がある言うことです。
純新規開拓営業やルート営業、紹介営業、縁故知人への営業などがあります。
今回は純新規開拓についてです。
私が思うに一番大変なのは純新規開拓(白地開拓)では?純新規開拓にも色々な方法があり、更に大変なのは飛び込み営業と思います。次回は私の体験談です。
新人営業の教育1
私は小さいながらも営業会社を経営し17年が経とうとしている。
会社の規模を大きくしたくて、様々な人たちを採用し、教育してきた。
しかし、その実態は私を含めわずか4人の会社である。我々の業界で我が社の売り上げ規模だと通常十数人規模の会社が一般的であろう・・・。
また、新型コロナウイルスにて昨年4月より、我が社は完全週休3日制。就業時間は午前10時~午後4時で休憩時間を除くと一日5時間の就業。一週間ではわずか20時間しか仕事をしない。15時間しか仕事をしない方も一人いる。噓のような話であるがそれなりに忙しく、生産性はかなり高く、この体制でもまだまだ伸ばせると自負して入る。
本音を言うと今まで採用し続けてきたが残ったのがわずか3人である。
企業は2:6:2の法則なんて言うが、上の2以外は正直要らないというか、我が社の雰囲気に合わずに自ら辞めてしまうのが、一番多い。
さて営業を希望し、転職して、入社する新人君たち。実際に営業ってどんな仕事?勿論、何かを販売する。契約を取ること。
世の中には「営業マンで成功する方法」「〇〇会社のトップセールスマンが語る売る技術」「〇〇〇で学んだトップ営業マン」「売れる営業と売れない営業の違い」「営業の新人必見3つの心得」「できる営業とは?」なんて営業に係わる本は物凄く多いが、どれも自分の経験談を書いているに過ぎない。
そんな本を読むより、過去に採用し退職した方々を参考にし、「営業って、本当は何なのか?」これから転職を考えている方々にお知らせしていこうと思っています。